地酒のまち、中津川から世界へ。「三千櫻酒造 純米大吟醸酒 三千櫻」
「中津川の地酒『三千櫻』JAA機内食に採用」というニュースを新聞などで見た人も多いことでしょう。昨年12月より、 三千櫻酒造が作る「純米大吟醸酒 三千櫻」が、日本⇔台湾の空の旅にステキなひと時を彩ります。
全国の約20社の中から選ばれた「三千櫻」
淡いブルーの小瓶の中でゆったりと揺れる純米大吟醸酒 三千櫻。明るいベージュ地に満開の桜をあしらったラベルは、 純米大吟醸酒だけが放つ馥郁とした香りが連想されます。JAA(日本アジア航空)の機内食専用に造られました。
昨年春、JAAが機内食用に地酒を採用するためのコンペを企画。国内20社ほどの地酒メーカーの中から、 中津川市田瀬にある三千櫻酒造の純米大吟醸酒が採用されました。「和食、洋食、中華どの料理にも合うお酒ですので、 お客様にはご好評をいただいています。飲み口がよく、3時間ほどのフライト中に2本、3本とお召し上がりになる人もいるとか。 とてもうれしいことです」と話すのは、三千櫻酒造の山田耕司社長。自ら杜氏も務めます。
三千櫻のお酒は、高級料亭からの注文が多く、また、台湾や香港の日本料理レストランからも注文を受けることが多いとか。 三千櫻はアジアの美食家たちが認める日本酒なのです。
お酒は造るのではなく、できて来るもの
中津川市田瀬。青川の異名を持つ清流付知川のほとりに、つんと高い煙突を見ることができます。この煙突の場所が、三千櫻酒造です。 この豊かな自然が息づく場所で、昔から伝えられてきた方法で、ゆっくりとで丁寧にお酒が造られています。
「酒は『作る』んじゃなくて、『できる』んだなあと、つくづく思います。酒は生き物ですから、出来上がってくる間、 時々人間が手を入れてあげるんです」仕込みをする9月から2月の半ば頃までは、毎晩2~3時間おきに蔵を見て回るといいます。 「こちらのタンクを見れば、あちらのタンクも・・・特になにをするというわけではありませんが、見守ることが大切なんです」